2025年度の意匠学会大会は、京都国立博物館や三十三間堂・智積院・清水寺に隣接する京都女子大学で開催します。ぜひご参加ください。
会員の方で関西以外から参加を予定されている方は、できるだけ早く宿泊先を確保していただきますようよろしくお願いします。直前になると予約困難や宿泊費の高騰が予想されます。すでに京都市内の多くのホテルは8月の予約が可能です。会場の京都女子大学に直通バスのある京都駅か四条河原町周辺のホテルが便利です。
第67回 意匠学会大会
日程:8月26日(火)~ 8月28日(木)
会場:京都女子大学(〒605-8501 京都市東山区今熊野北日吉町35)E校舎
発表会場:E103、作品展示会場:E104-1&2教室
1日目:8月26日(火)
12:30~ 大会受付開始
13:00~13:10 開会挨拶(E103教室)学会長
13:10~14:40 第1セッション
01) 毛 嘉琪(京都女子大学)
「日中美術における西王母と勝の変遷について」
02) 岸根 紗葵(上智大学大学院)
「死をめぐる装いの現在 ―エンディングドレスの意匠と変容―」
03) 成実 弘至(京都女子大学)
「イギリスのサステナブル・ファッション教育の現状と課題について」
14:40~14:50 休憩
14:50~16:50 第2セッション
04) 竹内 有子(京都先端科学大学)
「明治期の九谷焼図案における英国デザインの受容 ―松雲堂を事例として―」
05) 星野 祥子(滋賀県立大学)
「象彦にみる京の漆器業の近代化」
06) 白須 美紀(京都女子大学)
「西陣絣の盛衰 ―細分化された分業の行き着く先―」
07) 矢島 由佳(大阪大学大学院)
「装飾的紐結び「花結び」にみる価値創造 ―橋田正園氏および田中年子氏の活動軌跡を中心に―」
16:50~17:00 休憩
17:00~18:00 総会(報告・学会授賞式)
18:00~ 懇親会(E校舎食堂・参加費 2,000円)
2日目:8月27日(水)
9:15~11:15 エクスカーション
見学先:京都迎賓館
*詳細はページ下部のエクスカーション情報をご確認ください。
12:50~13:10 学生ポスター発表(E104-1&2教室)
01) 木村 勇斗:大阪工業大学大学院
「日本におけるアナログゲームの受容と発展に関する考察」
02) 利田 美音、倉本 英里奈、佐々木 壬る、渋谷 知瑚:京都女子大学
「世界に一台の「そこにあるべきではない三線」製作プロジェクト」
03) 田村 彩果、中池 美天:京都女子大学
「京都迎賓館PR動画の制作 ―藤の間壁面装飾《麗華》―」
04) 所 萌々果:京都工芸繊維大学
「柄を基調としたインテリアファブリックの導入を促すためのサービス提案」
05) 中本 詩奈子:京都工芸繊維大学
「リビングにおける家族の私物整理ツールの提案」
06) 未定:京都女子大学(指導:二瓶 晃)
「学会におけるポスター制作とVI計画の実践報告」
13:10~14:00 作品発表(E104-1&2教室)
01) 村井 陽平(同志社女子大学)
「卵殻プラスチックを用いた子供用食器の開発」
02) WANG HAOJUE(京都芸術大学大学院)
「風土を綴る文字のかたち ―図案文字をウェブメディアに応用する試み―」
03) はしもと さゆり(奈良女子大学大学院)
「家を繕う ―青島工芸による京都・西陣の職住一体型町家改修の事例から―」
04) 大森 正夫(OOMORIS DESIGN)
「追想への装身具 ―銀閣寺参道空間の図式的形象試行―」
05) 吉井 こころ(東京藝術大学)
「ガラス内部デザインの可能性 ―ガラス工芸の虚実技法研究―」
14:00~14:10 休憩
14:10~17:20 公開シンポジウム
建築・アート・工芸の育ち方 ―結果としてのサステナビリティ―
14:10~ 14:15 開会あいさつ
14:15~ 15:00 1/鼎談「京都迎賓館に見る伝統技術の20年」
前崎 信也(京都女子大学生活造形学科・教授)
安田 邦雄(京都迎賓館 庶務課設備担当補助/元安井杢工務店京都迎賓館現場担当)
鳥原 嘉博(株式会社興石指物部・指物師)
15:00~16:30 2/育つ事例紹介
田辺 竹雲斎(竹工芸家/artist)「アート制作の先にあった竹林再生」
西村 圭巧(漆芸家/artist)「漆芸職人育成の手段としてのアサギ椀」
久津輪 雅(岐阜県立森林文化アカデミー教授)「伝統技術の継承を支える岐阜県の社団法人・技の環の活動」
16:30~16:40 休憩
16:40~17:30 3/ディスカッション「建築・アート・工芸の育ち方」
3日目 8月28日(木)
9:30~ 受付開始
10:00~ 12:00 第3セッション
08) 羽藤 広輔(信州大学)
「1950年代の丹下健三の著作にみる伝統論の変遷」
09) 佐々木 一泰(滋賀県立大学)
「G.Th.リートフェルトの商業空間およびインテリアについて」
10) 橋本 啓子(近畿大学)
「内田繁とホテル《イル・パラッツォ》 ―アルド・ロッシとのコラボレーションがもたらしたもの」
11) 神野 由紀(関東学院大学)
「インダストリアルデザインとインダストリアルインテリア ―SNS投稿調査からみた、大衆における「インダストリアル」の消費―」
12:00~13:00 昼休憩
13:00~15:00 第4セッション
12) 和田 積希(京都工芸繊維大学美術工芸資料館)
「京都高等工芸学校におけるアメリカデザインの受容」
13) 近藤 存志(東洋大学)
「自由、調和、秩序、計画-ニコラウス・ペヴスナーが戦時下に綴った戦後復興の指針」
14) 川島 洋一(福井工業大学)
「時間意識の多層構造と「多層時間モデル」」
15) 二瓶 晃(京都女子大学)
「「触覚のデザイン」の構想におけるメディアアートの有用性」
15:00~15:10 休憩
15:10~16:40 第5セッション
16) 今井 美樹(大阪工業大学)
「書籍デザインの転換期 ―“The Art of Book”(1914)を手掛かりに―」
17) 深谷 佳那(関西学院大学大学院)
「ハインリヒ・フォーゲラーによる雑誌『インゼル』の扉絵分析 ―ケルムスコットプレス版本との比較を通して―」
18) 徐 慧(滋賀県立大学)
「タイポグラフィから読み解く東アジアの文化的変容 ―韓国・日本・中国の比較研究―」
16:40~17:00 閉会挨拶 学会長
8月27日(水)9:15~11:00
見学先:京都迎賓館(京都府京都市上京区京都御苑23)
京都迎賓館HP: https://www.geihinkan.go.jp/kyoto/
・9:15 清和院御門前集合
・参加費:無料
・定員:30名
・予約制
*予約方法については6月中に学会員にご連絡します
8月27日(水)14:10:~17:20
建築・アート・工芸の育ち方 ―結果としてのサステナビリティ―
会場:京都女子大学(E103教室)
参加費:無料/定員200名(事前登録制)
*公開シンポジウムですので学会員以外も参加できます。ご興味ありそうな方がおられましたら是非お誘い合わせの上、ご参加ください。
*参加登録フォームは6月中に公開予定です。
京都女子大学(〒605-8501 京都市東山区今熊野北日吉町35)E校舎1階
キャンパスマップ:https://www.kyoto-wu.ac.jp/student/campus/map/index.html
会場までのアクセス:直通バス(プリンセスラインバス)で京都駅から10分、阪急河原町駅から15分、京阪七条駅から5分など公共交通機関のご利用が便利です。
地図で見ると京都駅や京阪七条駅から大学まで徒歩で来れるように見えますが、大学へはとても急な坂(女坂)を上がる必要があります。8月の京都は酷暑が予想されますし、坂の上まで直通のプリンセスラインバスの利用、もしくはタクシーの利用を強くお勧めします。
大学までのアクセスのご案内:https://www.kyoto-wu.ac.jp/access/index.html
研究発表は20分程度の口頭発表ののち10分程度の質疑の時間をもうけます。
研究発表に選ばれた方は20分を超過しないようにご準備をお願いします。
お問い合わせ先:意匠学会大会運営委員会(担当:前崎)
作品やポスターの前で、作品や取り組みについて説明をおこないます。
発表時間は、質疑を含めて5~10分です。
展示の方法などの詳細は、発表者に直接お知らせいたします。もうしばらくお待ちください。
搬入設営:8月26日 09:00~12:30
展示期間:8月26日・27日・28日
口頭発表:8月27日 13:10~14:00
撤去搬出:8月28日 13:00~18:00
お問い合わせ先:意匠学会大会運営委員会(担当:二瓶)
特別企画として、学会員が教育指導をしている学部生・大学院生を対象とした学生ポスター展示をおこないます。希望する学生にはポスターの説明時間を設定しています。
ポスターのフォーマットなどの詳細は、発表者に直接お知らせいたします。準備中ですのでもうしばらくお待ちください。
搬入設営:8月26日 09:00~12:30
展示期間:8月26日・27日・28日
ポスター説明(希望者のみ):8月27日 12:50~13:10
撤去搬出:8月28日 13:00~18:00
お問い合わせ先:意匠学会大会運営委員会(担当:二瓶)
実行委員会 委員長
前﨑 信也(京都女子大学)
実行委員
青木 美保子(京都女子大学)
二瓶 晃(京都女子大学)
成実 弘至(京都女子大学)
谷本 尚子(京都精華大学)
三木 順子(神戸女学院大学)