第52回 意匠学会大会・総会のお知らせ
今年の第52回意匠学会大会・総会は、横浜・関内の関東学院大学において
下記の要領で開催いたします。学会発足以来、2度目の関東圏開催です。また、
「ヨコハマ・デザイン」をテーマにシンポジウムも開催されます。
横浜はこれまで、歴史的建築の保存運動や様々なアート・イベントなどの
取り組みが積極的に行われてきました。シンポジウムでは、横浜の文化事業などの
第一線でご活躍されているゲスト・パネリストもお招きして、都市とアート、デザインの
現在について積極的な意見交換をしたいと考えています。皆様多数のご参加を
お待ちいたしております。
大会、総会、懇親会、シンポジウムへのご参加の有無(委任状付)を、6月18日(金)
までに返信用ハガキにてお知らせくださいますよう、お願い申し上げます。
会期:2010年7月31日(土)・8月1日(日) 2日間
横浜市中区太田町2−23
横浜メディア・ビジネスセンタービル8階 地図参照
JR京浜東北線関内駅下車徒歩5分
みなとみらい線日本大通り駅または馬車道駅下車徒歩5分
※開催期間は土日のため、両日とも正面自動ドア右隣りの
「夜間通用口」からの出入りとなりますので、ご注意ください。
参加要領:大会参加費 2,000円(会員、非会員/学生無料)
懇親会費 4,000円
※会費等は当日受付でお支払いいただきます。
■プログラム
第1日目 7月31日(土)
10:00− 受付開始 メディアセンター・ラウンジ
10:30− 研究発表 会場:M-803
10:30−11:00
研究発表1
小出治都子
「少女雑誌から見る化粧品広告―『少女の友』と中山太陽堂」
11:00−11:30
研究発表2
熊倉一紗
「正月用引き札の広告機能:女性図像の変容を手がかりに」
11:30−12:00
研究発表3
山本政幸
「20世紀イギリスにおけるモダン・タイポグラフィの形成過程」
13:30−14:30 パネル発表 会場:メディアセンター・ラウンジ
パネル発表1
「CHEKKORI-NOW(息子の部屋)」
パネル発表2 吉原卓男「空中の集落 沖の島」
パネル発表3 村田裕子『主婦之友』にみる昭和初期の洋装子供服について
パネル発表4 伊地知栄美「ワイルドライフ・アートとしての鳥獣戯画―観察と観望学的視点から―」
15:00− 研究発表 会場:M-803
15:00−15:30
研究発表4
鈴木桜子
「イギリスにおける健康・芸術的衣服同盟と芸術家たち
―機関誌「Aglaia」と「The Dress Review」より―」
15:30−16:00
研究発表5
安城寿子
「言葉からたどるファッション・デザインへの意識の萌芽
―洋服裁縫師,洋服裁断師から「デザイナー」へ―」
16:30−17:00
研究発表5
神野由紀
「国立工芸指導所における子ども用品研究
―西川友武のデザイン思想の背景を中心に」
16:45−17:30 総会
18:00−20:00 懇親会
第2日目 8月1日(日)
10:00− 受付開始 メディアセンター・ラウンジ
10:30− 研究発表 会場:M-803
10:30−11:00
研究発表7
橋本啓子
「倉俣史朗《ミス・ブランチ》(1988)の受容にみるデザインのあり方」
11:00−11:30
研究発表8
山田由希代
「堂本印象による襖絵における抽象表現 −西芳寺西来堂を中心に−」
11:30−12:00
研究発表9
福江良純
「石井鶴三の立体造形論 ―《島崎藤村像》制作過程の検証を通して―」
13:00− 研究発表 会場:M-803
13:00−13:30
研究発表10
島先京一
「アール・ブリュットのポストモダニティー
―福祉から芸術、そして芸術から福祉へ―」
13:30−14:00
研究発表11
松友知香子
「メディア・アートにおけるイリュージョン性」
14:00−14:30
研究発表12
要真理子
「『BLAST』に見るvortexの理念とデザイン」
14:45−16:45 シンポジウム 「ヨコハマ・デザインを考える」
パネリスト:小宮容一、鈴木伸治、水沢勉、門田園子(司会:藤本憲太郎)
17:00 閉会